入門編におすすめ！5万円台以下の機械式腕時計ブランド5選
腕時計には様々な駆動方式がありますが、その中でも機械式のレディース腕時計はあまり見かけません。。また、機械式といえば高級時計のイメージがあります。
ですが探してみると、お手頃価格で本格的な機械式腕時計を展開するブランドもあります！この記事では国内3ブランド、海外2ブランドから、5万円台以下の機械式腕時計をご紹介します。いずれも自動巻きのため、着けて腕を振ると動き始めます。初めての機械式腕時計をお探しの方におすすめです！
※以下に記載する価格は、特に表記がない場合2018年12月現在の税抜き価格となります。
1. ORIENT(オリエント)
1951年に操業を開始したオリエント時計株式会社は、機械式腕時計に力を入れていた日本の企業です。2017年にセイコーエプソンと統合し、オリエントの名はブランド名に残っています。
1970～80年代のクォーツ時計全盛期にも、電池の供給が難しい国や地域への輸出に力を入れ、機械式腕時計を作り続けてきました。その品質が評価され、現在は世界で愛されるブランドになっています。
WV0021NB｜ORIENT｜商品紹介｜機械式時計・腕時計のオリエント
写真のモデルはいずれも自動巻き(手巻き付)で、裏ぶたが透けてムーブメントが見えるようになっています。
左側はORIENT STARというブランドで、このモデルは5万円で販売されています。機械式時計がこの価格帯で手に入るとは驚きです。2年間の保証付きです。
右側はORIENTブランドのCONTEMPORARYというコレクションからです。「時」を表す部分が針ではなく文字盤に埋め込まれた変わったデザインになっています。ORIENT STARより安価なラインで、このモデルはなんと26000円です…！保証は1年間です。
2. SEIKO(セイコー)
セイコーのレディースシリーズといえば、LUKIA(ルキア)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？電波ソーラーのモデルがよく知られていると思いますが、機械式の「メカニカル」もあります。
エレガントなテイストはそのままです。中の機械が見えるデザイン(オープンハート)となっていますが、穴の形は丸だけでなくハートや蝶々(2018年秋限定)の形のものもあります。レディースならではといった感じがとても素敵です。左のモデルは43000円、右のモデルは47000円です。
3. CITIZEN(シチズン)
シチズンからは「シチズンコレクション」に機械式のレディース腕時計があります。
シチズンコレクション_ラインナップ ［CITIZEN-シチズン腕時計］
各カラーとも、34mmと27mmの2サイズ展開となっています。どちらも裏ぶたがスケルトンになっているので(シースルーバック)、小さいサイズの方を選んでも機械式時計らしさを楽しむことができます。カラーごとに多少値段が異なりますが、写真左のモデルは42000円、右は43000円です。
そして2016年から毎年発表されている桜シリーズがとても可愛いです！
2019年のテーマは「桜川」で1月18日発売予定です。レザーの替えベルト付きで52000円です。
『シチズンコレクション』女性向けメカニカルウオッチ 「桜川」をテーマにした、替えバンド付きの限定モデルが登場 ［CITIZEN-シチズン腕時計］
各年の公式記事はこちらです。桜モチーフの腕時計は珍しく、女性らしさもありますね。
2016年 https://citizen.jp/news/2016/20160301.html
2017年 https://citizen.jp/news/2017/20170118.html
2018年 https://citizen.jp/news/2017/20171219.html
4. LIBENHAM(リベンハム)
リベンハムはスイスで誕生したウォッチブランドです。
自然豊かなスイスのブランドらしく、「自然と人」「人と時」「時と自然」の繋がりをテーマにしています。
ムーブメントには電池は使わず、機械式の自動巻きを採用。
人の自然な動作の中で時を生み出す、これもまた「人と自然と時」の関係を表しています。
http://libenham.jp/concept.html
一部ソーラー電池のシリーズもあり、自然への意識がうかがえます。
Landschaft | | LIBERTA online shop
Landschaft シリーズは、その名の通りスイスの美しい「風景」を表現したデザインとなっています。カラー・柄のバリエーションが豊富で、それぞれのモデルにテーマがあるところが素敵です。
写真のモデルは植物の美しさをテーマにしたもので、繊細な花模様が特徴です。価格も27000円(税込)と魅力的です。
Baum シリーズは日本人デザイナー鈴木直之氏によるデザインで、「樹木」の年輪が文字盤に施されています。シースルーバックで機械式らしさを味わうことができます。価格は24000円です。
5. LOBOR(ロバー)
LOBORブランドについてはこちらの記事をご参照ください。
LOBORには機械式のシリーズがいくつかありますが、以下の PREMIER COLLECTION や DYNASTY COLLECTION は女性がつけやすいサイズとなっています。上記の記事でご紹介している NEW YORK COLLECTION は42mmと大きいですが、裏ぶたのみスケルトンになっているので、シンプルなデザインがお好みの方には合うと思います。
PREMIER CORNWALL WHITE 32mm
DYNASTY CHARLEMAGNE BROWN 35mm
画像上から23760円、25920円(税込)とかなりリーズナブルな点も魅力です。
最後に
手が届く価格の機械式腕時計をご紹介しました。ブランドによってデザインやサイズに特徴がありますので、できれば実際に試着して愛着のある1本を選びたいですね。
hoppesan
